DVD『日本人マネージャー必須DVD - セクハラ基礎知識:アメリカ版』一部抜粋

ウェビナー『人事管理の最新事情』一部抜粋

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<!–:en–>NLRB & AND BOEING SOUTH CAROLINA DREAMLINER PLANT<!–:–><!–:ja–>NLRBとボーイング社サウスカロライナ工場<!–:–>

July 20, 2011

連邦労働関係局(National Labor Relations Board : NLRB)はボーイング社に対し「サウスカロライナ工場の建設はシアトルの主要工場で以前発生したストライキへの報復行為であり違法である」として告訴した。NLRBはボーイング社に対してサウスカロライナでの製造品目をワシントン州に移すように要請している。ボーイング社はサウスカロライナ州チャールストンのボーイング787ドリームライナー生産工場新設に$750ミリオンを投じており、新工場フットボール場12個の大きさ、数週間前には凡そ1000人の従業員の雇用が開始されたばかりであった。

 

原則的に米国企業はどこにでも会社の新設や移動を行うことができる。しかし、連邦労働関係法(National Labor Relation Act : NLRA)は、これら新設や移動がNLRAで守られる組合設立の動きやストライキへの報復ととられるような場合には、移動・新設にたいして異議申し立てができる。ボーイングのケースでは「サウスカロライナ移転は過去のストライキに一因がある」とのボーイング社幹部の発言があった。

 

4月にNLRBはボーイング社の主幹組合の代理として告訴し、共和党の大統領候補による非難にまで発展、オバマ大統領がこの件についてコメントをしなければならなに事態にまでなった。オバマ大統領はNLRBは独立機関である事を理由に、この件について深く議論する事を避けたが「一般論として、会社は移動をする自由を持つ」「ドイツや中国など様々な国が自国製品の世界販売を目論んでいる状況で、雇用主と従業員が争っている状況ではない。」とのコメントを残した。

 

この問題はNLRBによる行動、裁判所への控訴等、によって結果がでるであろう。ボーイング社が敗訴した場合、ドリームライナーの生産ラインはサウスカロライナからワシントンに戻されることとなる。(この記事は06/30/2011のNew York Times記事“Boeing Dispute Becomes Political Football in South Carolina”をHRMが要約したものです)